会長挨拶


獨協医科大学 心臓・血管外科
福田 宏嗣

 この度、第26回日本血管外科学会関東甲信越地方会を担当させて頂くことになり大変光栄に存じます。関東甲信越地方会の世話人及び会員の方々に心より感謝申し上げます。2018年9月22日(土)宇都宮の栃木県総合文化センターにて開催させて頂きます。3連休の初日また首都圏から離れますが、多くの会員の先生方にお集まりいただき活発な議論が展開されることを願っております。

 昨今の血管病治療は血管内治療がデバイスの進化と共に長足の進歩を遂げていますが、従来の外科治療、薬物治療やリハビリ、再生治療などの内科的治療を含めた3つの治療法(3本の矢)をハートチームで適切に選択或いは組み合わることで成績の向上が得られると思います。そこで地方会ではありますがテーマを「次世代に紡ぐ3本の矢(open, endo, medical)」としました。3本の矢とは私の故郷広島の戦国武将 毛利元就が3人の息子に説いた「三矢の教え」から拝借しました。血管病を克服するため3つの治療法(3本の矢)の先進的な試みや工夫をご発表頂ければと思います。

 また地方会は次世代を担う若手の貴重な発表の場でもあります。昨年からこの地方会での発表が心臓血管外科専門医申請の単位として認められましたが、Young Investigator Award(YIA)や30時間の受講が必須となったOff the Job Training(OJT)の単位取得が可能なワークショップなど、若手が参加しやすくなるような企画も考えております。多くの若手医師の積極的な参加を期待しています。

 最後に多くの会員諸氏にご参集頂き、活発な議論を通して血管病克服の一助となることを祈念しております。